インバスケットⓇで鍛える!段取り術養成講座 実践(標準的な日数:1日間)
コースコード | CS142 |
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概要 | 段取りが良い人と悪い人との大きな違いは2点あります。「時間を効果的に、有効に活用しているか」、「仕事の手戻りややり直しを最小限に抑え、余計な仕事をしないですませるよういかに工夫しているか」です。また、段取り上手な人ほど、時間を(効率的に、ではなく)効果的に使用しています。 一方、仕事の手戻りややり直しを最小限に抑えるためには、リスクの仮説をたて、そのリスクが顕在化しないようにあらかじめ手をうったり、リスクが顕在化しても大丈夫なように念のため対策を立てておいたり、という工夫につながります。 本コースでは、インバスケット研究所が提供する「インバスケット手法」を題材に、段取りよく仕事をするために必要な考え方やテクニックを実践的に学習します。 「スケジュール管理」、「リスク管理」、そして「おもてなし」をキーワードに、効果的に仕事に時間を割り当て、無駄を省き、手戻りを最小限に防ぐための段取りのテクニックを、演習を通して身につけることを目的とします。 |
対象者 | 仕事に高い効果性が求められるビジネスパーソン |
目的 | 段取りにおける「仕事に対する時間の割り当て」の重要性を理解し、仕事に適切に時間を配分できる。 段取りにおける「リスクへの対応」の重要性を理解し、仕事の手戻りや復旧を最小限にできる。 段取りにおける「おもてなしの心」の重要性を理解し、相手に無駄な時間を使わせないよう配慮できる。 |
前提条件 | 「ワークショップで鍛える!段取り養成講座」(CS142)をご受講済であることを強く推奨します。 |
テキスト サンプル | |
研修内容 | 1.仕事とプロセス ・プロセスとは ・プロセスを定義する目的 ・良質なプロセスの特徴 ・段取りとは ・スケジュール管理 ・リスク管理 ・おもてなしの心 2.インバスケット手法 ・インバスケット手法とは ・【演習】インバスケット問題(60分) 3.生産性の向上 ・効率性と効果性 ・効率性(時間を有効に使う) ・効果性(質×量の総和を高める) 4.リスクへの対応 ・リスク管理の流れ 5.人への配慮 ・利害関係者に配慮する |
発行PDU | 7(Technical:7 Leadership:0 Strategic:0) |
備考 | 【インバスケット手法とは】 インバスケットを直訳すると「未処理箱」です。 制限された時間内に、架空の立場となって、より精度高く案件処理を行う演習です。 すべての案件を処理するには無理のある時間設定(60分で20案件)を行い、限られた時間の中での仕事の優先順位づけ、案件間の関連性の読み解き、どの案件からどのように処理していくか、ということが問われます。 ★本コースは、オンライン研修に対応しています。 テキストを事前に受講者に配布したうえで、テキストのPDFを画面共有して実施します。 演習はグループワーク形式で行います。グループワークの結果をグループの代表の方に発表して頂き、講師 から適宜フィードバックを行います。 |